
餃子の王将事件にまつわる謎な検索キーワードがある。それが「犯人・須田」と「新社長・怪しい」だ。
この2つのワードが意味するモノとは何なのか?餃子の王将事件の真犯人が未だに検挙されていないのは、犯人が須田と言うワードと、新社長も怪しいと言うワードに何かリンクする要素が存在しているのか?と謎めいてしまう。。
実際のところ、この両者のワードが事件の早期解明に至るとは思えないが、このような言語が検索上に出現するのは何らかの意味があるはずだ。
早速調べていこう。
犯人は須田!?餃子の王将事件で出現した検索ワードの意味は・・

2022年、王将四代目社長、大東隆行氏殺害の実行犯として田中幸雄容疑者が逮捕された。2013年の事件から、早9年。

餃子の王将事件
犯人が逮捕されたことで、この事件はようやく解決するかと思われた。しかし、ここから、さらに王将事件の謎は深まることになる。
田中は暴力団工藤会系の幹部だ!
その銃撃の腕前からプロの『ヒットマン』としても知られ、前科も多数ある。
逮捕されても、絶対に口を割らないことで、裏社会の人間からは信頼があつく、現在も犯行の否認、黙秘を続けている田中だが、暴力団、しかも幹部クラスの人間が『一般人』に牙を向いた。
これは、すなわち王将と暴力団には確実なつながりがあり、この事件にはさらに黒幕がいるという証拠でもある。その黒幕に関してネットの検索ワードに意外な名前が上がった。

餃子の王将/犯人須田
須田慎一郎という男だ!
念の為に言っておくと、彼は反社会組織の人間ではない。れっきとしたジャーナリストだ。しかし、彼は、王将前社長殺人事件について、黒幕に繋がる有力な情報を持つ、キーパーソンである。
今回の事件で、暴力団と関係があるとされる福岡のゴルフ場経営者、A氏が重要参考人だと言われているが須田氏は、「田中に依頼したのはA氏ではない」と、はっきり言い切っている。
世代を問わず多くの人々に愛された「餃子の王将」だからこそ、この事件は、多くの人々の関心を引いた。9年経っても犯人は捕まらず、一方で王将にまつわる、どす黒いスキャンダルは、次から次へと暴かれた。
社長候補の失踪、お家争い、反社会組織との不適切な取引。どろどろとした内情が、数珠つなぎにひきずりだされては、太陽のもとにさらされ、それがまた、人々の関心を惹きつける。
当然、人々の疑いの目は、事件の核心を掴もうとしている須田氏にも向けられた。しかし、逆に言えば、須田氏は、それだけ真実に最も近づいた存在と言えるだろうな。。
ところで須田って誰なの?ワードの出どころと拡散の経緯
出典https://www.youtube.com/
ここで須田慎一郎氏の経歴を紹介しよう。須田氏の本職は経済ジャーナリストだ。経済紙の編集者を経て、フリージャーナリストとして独立した。
彼は王将事件の発生当初から、この事件を調査してきた人物なわけだ。事件当初から、各民放のニュース番組に出演し、犯人は何者かに雇われたヒットマンである可能性を指摘したり、工藤会の暗殺部隊など、知られざる裏事情を解説してきた。
また、TVでの一連の発言も、ネットに転載されている。

須田慎一郎
事件が事件だけに、そういった露出の多さと内容のきわどさから、須田氏の名前がひとり歩きし、ネットで拡散されたのだろう。
これまでも政界、財界において、豊富な人脈を活かし、何度も特ダネをスクープしてきた須田氏だが、前述したように、第三者の犯行を断言出来るということは、その人脈のなかには、やはり裏社会のボス的存在も多数存在していたのは間違いないな。。
これには、元ヤーさんの竹垣悟氏も動画のインタビューで語っている!

元ヤーさん組長の竹垣悟
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ジャーナリストの仕事は、綺麗事だけでは務まらない。時には裏社会にも出入りし、その世界で生きる者たちの信用を買って、生の声を拾わなければいけない。

餃子の王将事件/須田について
そうしなければ、私達に真実は伝えられない。今回のような明らかに反社会組織絡みの事件ならなおさらだ。極端に言えば、スパイとも通じる内容の仕事だ。
もちろん、しくじれば命の保証はない。今はただ、彼の身に危険が及ばないことを祈るのみだな。。
今度は「王将・新社長・怪しい」のワードが!どういう事・・

大東氏が亡くなった後、渡邉直人氏が新しい社長となった。渡邊氏は、大東氏と同様、創業者一族の人間ではない。

王将・新社長・怪しい
新卒から40年以上、王将に社員として関わり、営業部長を経て、2008年には常務取締役として就任している。
餃子の手包みをやめ効率化をはかり、また、小麦粉の国産化で安心できる商品を提供するなど、王将のサービスに深く関わっている人物だ。
田中が逮捕されたときの「王将と反社会勢力のつながりは一切ない」という渡邊氏の発言が当時、世間の注目を集めたが、後で述べる創業者の代からの「恩人」との黒い繋がりは、周知の事実となってしまった。
それに加え、元、社長候補である加藤貴司の失踪の謎。
こういった事件のさなかに、5代目社長として就任すれば、怪しまれるのは、やむを得ないとも言えるだろう。
しかし、『暴力団とのつきあいも仕事のうち・・』と言われてきた、あの芸能界ですら、反社会勢力との断絶を徹底している今、未だにバックに暴力団が控えているなどと知られたら、それこそ企業の命取りだ。

王将・新社長・怪しいについて
前述したように、王将は、長年にわたり、A氏が経営する企業と不適切な取引を繰り返していたが、渡邉社長は、それを認めたうえで、こう断言している。
「現在は、そういった闇取引も、反社会組織とのつながりも、一切ない。これまでに指摘を受けた問題点は、すべて改善できている。これまでも企業が健全に経営できることを第一目標として、チームワークを強化してきた。経営陣だけで不透明なやりとりをしないように、社外の専門家のチェックも、必ずお願いしている。」
ただ、渡邊氏が疑われる理由はこの件だけではない。王将ではたびたびパワハラについての話題が上がっている。
かつてのドキュメンタリーでも、常務時代の渡邊氏が店長研修で社員を激しく怒鳴りつけ、精神的に追いつめていく姿が放映された。
令和の現在ではとても許されない指導内容だが、人間がそう簡単に変わるとは思えないわけだ。。
こういうことが普通にまかりとおっていた、と考えると、前述した不適切な取引の否定も、トップで口裏を合わせているだけでは?、と思ってしまう。
何にしろ、これ以上、余計な疑惑を生まないためにも、真実の解明が急がれるな。。
事件後に就任した新社長とはどんな人物?
王将事件後に就任した新社長である渡邉直人氏については、やはり「どんな人物なのか?」と気になる人が多いはずだ。
事件があまりにも衝撃的だっただけに、後任のトップに求められるものは大きかった。個人的に見ても、相当な覚悟と手腕がなければ務まらないポジションだと思う。
新社長は、一言でいえば「堅実で実務肌」な印象が強いと思う。

渡邉直人
事件後の混乱を収め、会社を立て直す役割を担う以上、派手さよりも安定感が重視されたのだろう。現場や経営に精通し、社内で信頼されてきた人物が選ばれていると感じた。
もともと王将は、創業家の影響が色濃く残る会社だっただけに、外部から思い切って血を入れ替えるより、内情を知り尽くした人物で固める選択になったのは納得できる。
ただ、こういうケースでは、内向きになりすぎて変化を嫌う体質になる心配もある。
事件前から言われていた「王将の独特な経営文化」が、果たしてどこまで変われるのか?
新社長自身も、伝統を守りつつ、どう時代に合わせて柔軟に舵を切っていくかで、今後の評価が分かれるはずだ。
さらに、現場重視の姿勢は強く、社員との距離を縮める取り組みにも力を入れているように感じる。一方で、事件の影響からか、外部との関係にはかなり神経を使っている様子も伝わってくる。
この慎重さが、長期的に吉と出るか凶と出るかは、まだ判断が難しいな。。
正直、まだ「この人なら絶対安心」という絶対的な信頼感までは至っていないと思う。
ただ、事件という重い十字架を背負った上で会社を守る役割を果たしている点は評価できるし、泥臭くても一歩ずつ前に進もうとする姿勢は伝わってくる。
王将にとって、今は「華やかな成長」より「地に足をつけた再出発」が必要な時期なのだろう。
人事交代が疑惑を生んだ背景はあったのか・・
王将に反社会組織の影が色濃く落ち始めたのは、三代目社長、創業者、朝雄氏の長男が就任してからだ。
前述した企業グループは、朝雄氏の代から出店の手続きを手伝ってもらうなどの付き合いがあったが、三代目が就任してから、ハワイのビルや土地を違法ともいえる価格で購入、莫大な資金の貸付などの不適切な取引が本格化しはじめた。

王将・新社長・怪しいについて
しまいには、総額260億円のうち、170億円が回収できないという状況に陥った!
結局、会社の存続自体が危ぶまれ、長男と次男は辞職。。
創業者の義理の弟にあたる大東氏は、これまでのしがらみを断ち切ることを目標とし、企業グループとの取引を解消したが、これが原因で創業者一家である加藤家と対立することになる。
加藤家の親族が経営する外食チェーンとは、看板に「王将」の名を使うか否かで裁判になったこともあった。
一方、創業者側は、まだ企業グループとの付き合いは続いていた。企業グループの経営者は、創業者側の交渉役を買って出ることとなった。やがて大東氏は、身の危険を感じていることを身内にもらすようになったわけだ。
穏やかな話ではないが、大東氏の不安は最悪の形で的中してしまう。こうして一連の足取りを辿っていけば、創業者一家が事件に一枚かんでいた?、と誰もが思うだろう。
実際、企業グループの代表A氏も重要参考人になったと言われている。しかし、ここで気になるのは先の須田氏の発言だ。
2005年の時点で問題はすでに清算されていている、と言ったが、大東氏が殺されるまで8年の空白期間がある。不適切取引による恨みを買ったなら、もっと早い段階で犯行を起こしているだろう。
そして、須田氏が指摘する第三者Xと王将の関係はいったいどういうものになるのか?そのカギを握る田中容疑者は今も、徹底して黙秘を続けているわけだな。。
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まとめ:この未解決事件が社会に与える影響は大きいと言えるだろう

企業と反社会組織の腐れ縁は決して、はるか遠くの他人事ではないと言いたい!

餃子の王将事件について
私達が気づいていないだけで、反社会組織は、足元のそこここに未だにしっかりと根を張っているのだ。実際に、上司が裏で反社会組織とつながっていて、詐欺や横領で突然、逮捕された、というケースもよくある話だ。
最近でいえば闇バイトが代表的な例だろう!
今回の事件を追っていると、暴力団とのかかわりも含め、創業者一家の独裁的で秘密主義な体質も見えてきた。
美味しく手ごろな価格のぎょうざで、人々に幸せを与えてきた王将のこういったスキャンダルを知ると、心なしか料理まで味が落ちたように感じてしまう。
今後の王将には、本当の意味で全て膿を出し切り、クリーンな経営を徹底してほしいものだな。。
この記事を書いた人

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大学では社会学を専攻し、特に犯罪心理学とジャーナリズムを重点的に学ぶ。在学中に起きた未解決事件に心を動かされ、卒業後は記者として事件報道を担当。その後、フリーランスのジャーナリストとなり、現在は未解決事件や特殊な事件に特化した当サイトを運営。
【得意分野】
●未解決事件の再検証
●犯罪心理分析の解説
●社会の中での事件の影響を掘り下げる記事執筆
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