
あさま山荘事件の犯人達の今現在は尚も生存中と言う情報が上がった。
あさま山荘事件事件の犯人グループのその後は、既に高齢化しているわけだが、今現在も健在でどこかで何かしらの生活を送っていると思われる。
日本中を震撼させた連合赤軍による人質籠城事件は、警察と犯人グループとの10日間に及ぶ緊張の末、凄惨な結末を迎えた。
この歴史的事件から50年以上が経過した今現在、あの衝撃的な瞬間を作り上げた犯人達は、どのような道を歩み、どこでライフスタイルを送っているのか?
事件の背後にあった理想や狂気、そしてその後の人生に迫る。
あさま山荘事件/犯人グループの現在状況は生存中・・
出典https://www.youtube.com/

では、早速犯人グループの現在活動状況などをシェアしていく。
あさま山荘事件は72年に発生した日本の歴史に名を刻む凶悪事件だ。犯人は過激派テロ集団「連合赤軍」のメンバー5名。
暴力で共産主義を実現しようと夢見た若者たちだ。

あさま山荘事件/メンバー
条件さえそろわなければサークルで夢を熱く語っているだけの平凡な存在であっただろう存在だ。
彼ら5名は、未だ国外逃亡中の坂東を含め生存しているとされており、現在、70~80代になっているだろう。
すでに余生といってもいい今、彼らは自らが犯した過去の罪を背負いながらいったいどのように生きているのだろうか?
驚く方もいるだろう、警官や無関係な民間人、さらに同志まで殺害するという残虐な行為に及んだ彼らであるが、すでに釈放され、なんと社会で活躍している者もいるのだ!

あさま山荘事件/犯人現在
例えば、加藤倫教は地域社会に貢献する農業活動を通じて、過去の過ちを悔い改め、新たな人生を歩んでいるという。
彼らの変化は、時代の流れとともに人がどのように再生できるかを示す一例となっている。
あさま山荘事件の犯人が生存しているという事実は、なんとも奇妙な感覚を抱かせるが、今後の彼らの生き様が、社会にどのような影響を与えるのか注目されるな。。
メンバー間の人間関係や内部の葛藤はあったのか?
連合赤軍のメンバー間には、明らかに人間関係の歪みや内部の葛藤が存在していたのだ!
特に、メンバー同士の「総括」と呼ばれる自己批判を強要する行為が、組織内の緊張を極限まで高めた一因だ。
この「総括」は、表向きには組織の結束を強める目的とされていたが、実際にはリーダーたちによる権力誇示や恐怖政治の道具として機能していた。

あさま山荘事件
リーダーである森恒夫や永田洋子は、メンバーに対して容赦のない批判を繰り返し、意見の対立や疑念を封じ込めようとした。
これにより、メンバーたちは組織内での生存を優先するため、互いを疑い、裏切ることを恐れて言動を慎重に選ぶようになった。
その結果、内部では自由な意見交換はほとんど不可能となり、命令に従うしか選択肢がない状況が作り出されたのだ!
まさにサイコパス!
さらに、事件前の山岳ベースで行われた「総括」の中では、実際にメンバーが命を奪われる事態が発生しており、これが組織内の恐怖と緊張感をさらに加速させた。
この過程で、結束を求められるはずの仲間同士が、疑念と不信感によって分断されていったことは明白だ。
加えて、組織の理想と現実のギャップも、メンバー間の葛藤を生む原因となった。
連合赤軍の掲げた革命思想は、現実的な支援や戦略に乏しく、過激な行動だけがエスカレートする状況を生んだわけだ。
この中で、理想を信じ続ける者、疑問を抱きながら従う者、それでも抜けられない者が混在しており、内部の関係性をさらに複雑化させた。
結局、連合赤軍の内部には、理想と現実の矛盾、権力闘争、そして命を脅かす恐怖が渦巻いていた。これらの要因が絡み合い、最終的には事件へと突き進む歪んだ集団心理が形成されていたと言える。。
あさま山荘事件/犯人達のその後:逮捕・裁判・刑期について

犯人たちはいずれも事件後に逮捕されたが、死刑判決が下されたのは坂口弘のみであり最高裁へ上告するも93年に棄却されている!

あさま山荘事件/犯人達のその後:逮捕・裁判・刑期について
坂口の母親は死刑確定後も面会の為に拘置所へ毎月通い、被害者や遺族に謝罪して回りながら息子の助命運動を続けていたが、2008年に他界している。
一方、妊娠中の妻を含む印旛沼事件など、無惨な事件を引き起こした吉野雅邦には死刑の求刑に対し、命令に従う兵士という面が強かった従犯として無期懲役判決が下された。
しかし彼が殺害した17人は無期懲役犯としては戦後日本最悪の数字となっているのでなんとも違和感を覚える。。
加藤倫教は逮捕当時未成年であったため「少年A」と報道されていたが、83年に懲役13年が確定し1987年に仮釈放されている。

加藤倫教
また、兄とともに「少年A」とされた加藤の弟は少年院に送られたが、のちに退院している。
獄中にて「自分勝手だった」と自身の罪を顧みたようだが、彼ら兄弟はともに入団した兄までも手にかけている。
その事実はまだ子供といえる年齢であった彼らの心にどれほどの罪の意識を与えたことだろう。
坂東國男は、逮捕後の経緯が映画のような展開に満ちたものである。彼はクアラルンプール事件で超法規的措置により釈放され、国外逃亡に成功した!

あさま山荘事件/犯人現在
このため、彼はあさま山荘事件の犯人の中で唯一、裁判が終了していない状態に置かれているのである。
坂口の死刑が執行されていないのもそのためとされており、警察関係者の中には「坂東が捕まるまであさま山荘事件は終わらない!」としている者もいるという。
このように、事件の関係者たちのその後はさまざまな形で語られている。
特に坂東の逃亡は、当時の社会情勢や法制度の脆弱さを浮き彫りにしている。
今後、坂東が捕まることがあれば、事件の真相や彼の行動について再び注目が集まるだろう。
その時、彼の罪はいったいどのように裁かれるのだろうか、未解決のまま続くこの状況が事件の関係者にとってどれほどの苦痛を伴うのか、深く考えさせられる。
坂東が逃亡し続けることで与える社会的な影響も無視できないな。。
生存している犯人達の現在は普通に生活しててヤバい・・

メンバーの中心的人物だった坂口弘は現在、東京拘置所に収監されているが、彼の生活の中心は文学活動のようだ!
90年代には獄中で短歌を作り、新聞社に投稿していたこともあり、その作品は「坂口弘 歌稿」としてまとめられている。
その事実は死刑囚として、彼が自身の過去とどのように向き合っているのかを考えさせられる。
そして、長い刑務所生活を送る中で、吉野雅邦は社会復帰を目指し、自身の体験をもとに本を書いたり、メディアに出演したりしている姿が見られる。
一方、すでに刑期を終えた加藤兄弟は、自身の罪を背負いながらどのようにして新たな人生を歩んでいるのだろうか?
彼ら兄弟は実家の農家を継ぎ農業に従事している、さらに兄の倫教は農業団体の会長に就任までしている。
また、逮捕前は打倒しようとしていた自民党を支持し、自民党員となるとは、想像を超える展開だ!

あさま山荘事件/犯人現在
しかし!最も驚くべきは坂東國男だろう。
彼は国外脱出後、日本赤軍に参加し、77年のダッカ日航機ハイジャック事件にも関与していたなど過激な行動に身を投じ続けているようだ。
現在は警察庁に指名手配中であり、国際手配もされている!
皆が自身の罪と向き合い、前に進んでいる中で、坂東の影響で新たな罪を犯しているものも少なくないのではないかと法律の脆弱性を嘆かずにはいられないな。。
このように、彼らの人生はそれぞれ異なる道を歩んでいるが、社会が彼らにどのように向き合うかも重要な課題だ。
過去の行動が未来にどう影響するのか、また彼らの選択が他の若者たちにどのような教訓を与えるのか、今後の社会的な議論が求められる。
特に、坂東のように未だに過去の影響から抜け出せない者たちに対して、どのような支援が必要か考えることも大切だ。
さらに、社会全体が彼らの過去をどのように受け入れ、再生の機会を与えるかが、今後の治安や秩序に影響を与える可能性がある。
過去の過ちを反省し、再び社会に貢献できる道を見つけることは、彼ら自身だけでなく、社会全体の健全性を保つためにも重要なテーマとなるだろうな。。
事件後の人生を各メンバーはどう考えてどう生きてきたのか?
連合赤軍のメンバーたちは、それぞれ異なる人生を歩むことになったが、その背景には事件が与えた深い傷跡と、彼ら自身が背負った罪が影響している。
事件を引き起こしたメンバーの多くは逮捕され、裁判の過程で罪の重さと向き合わざるを得なかった。
刑務所に収監された彼らの中には、事件を悔い改め、自分の行動を見直そうとする者もいれば、いまだに革命思想にしがみつき、自分の行為を正当化しようとする者もいるのでかなりヤバい・・
例えば、リーダー格の永田洋子は、獄中で「総括」について語り続け、後年に手記を残した。
その中には自らの過ちを認める言葉もあるが、一方で「革命のため」という大義を掲げた行動への執着も見られる。
彼女にとって、事件後の人生は自分の信念を振り返りながら、それをどう社会に伝えるかを模索する時間でもあった。しかし、それがどれだけ真摯な反省であったかについては議論が分かれる。
一方、他のメンバーたちは、事件後に釈放され社会復帰を果たした者もいる。
中には自分の過去を隠しながら静かに生活している者もいるが、その影には常に「過去の自分」という重荷が付きまとう。
彼らの多くは、自分の行動が世間や被害者に与えた影響を完全に償うことはできないと感じているだろう。
それでも、社会の中で新たな居場所を見つけ、罪を背負ったまま生きる道を選んだのだ!
一方で、事件から逃亡し続けている者もいる。
未だに逮捕されていないメンバーは、常に追われる生活の中で、自分の選択をどう捉えているのかは想像しがたい。。
彼らにとっては、自由と引き換えに得たものが何だったのか?という問いに、明確な答えはないのかもしれないな。。
全体として、連合赤軍の元メンバーたちの人生は、過去の行為と向き合う中で、個人ごとに大きく分岐した。
事件を悔い反省する者、未だに革命思想に囚われる者、罪を逃れ続ける者。。
その選択はいずれも事件の影響を大きく受けており、「あの時の自分・・」を振り返りながら生きる重みが彼らの人生に深く刻まれている。
事件後もなお、彼らの人生は完全に自由になることはなかったのかもしれない。。
社会復帰したメンバーの成功例と孤立メンバーの事例

社会復帰を果たしたメンバーの中には、比較的穏やかな人生を歩んだ者もいれば、孤立し社会との接点を見失った者もいる。
事件が与えた社会的なインパクトの大きさを考えると、彼らの人生には常に「過去の行為」という重い枷が付きまとい、それが成功や孤立を大きく左右したと言えるな。。
社会復帰の成功例として挙げられるのは、事件後に出所し、表向きは静かな生活を送りながら社会と調和を図った加藤兄弟だろう!
兄は自民党員の経歴を持ち、弟は農業を営んでいる。
彼らは、自らの過去を深く反省し、事件の記憶を公にすることを避けつつも、新しい環境での信頼関係を築くことに努めた。
彼らが共通して持っているのは、「過去を繰り返さない」という覚悟と、周囲からの支えだろう。
家族や友人といった小さなコミュニティの中で再び受け入れられることで、過去を背負いながらも一歩ずつ前進することができたはずだ。
一方で、孤立したメンバーと言えば坂東だろう!
未だに国際的な指名手配から逃げてるわけだ。。
事件後の記憶や社会の厳しい目から逃れられず、自分の居場所を見つけることができなかったケースだ。
多くの場合、事件の罪に対する周囲の拒絶反応や、自らの行動が社会に与えた影響への強い負い目が原因となる。
社会復帰を目指しても、過去の事件に触れられるたびにその道は断たれるわけだ。。
仕事が長続きせず、他人との関係も築けず、最終的に孤立を深めていくパターンも少なくない。
中には、自らを正当化し続けた結果、社会と向き合う意思を失い、困窮生活を送る者もいる。。
成功と孤立を分ける最大の要因は、過去の行動と向き合い、それをどのように受け入れるかという本人の姿勢だ。
そして、周囲が彼らを受け入れる準備ができているかどうかも重要な要素となる。
成功した者は、過去の罪を認めつつも、二度と同じ過ちを繰り返さないと誓い、新たな価値を社会に提供しようとする。
一方で孤立した者は、過去を認めることができず、結果的に社会とのつながりを断たざるを得ない環境に身を置く。
事件が彼らの人生に与えた影響は計り知れない。
成功例も孤立事例も、全てが「過去」とどのように向き合い続けるかの姿勢にかかっている。そして、その姿勢が社会からどのように評価されるかによって、人生は大きく変わるのだ!
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まとめ:犯人グループから学ぶ今後の教訓

あさま山荘事件の犯人たちはいずれも若者だった。若者が大志を抱き、正義のために行動することは果たして悪いことなのだろうか?
令和の時代に、己の信念を貫いて行動を起こせる人は少ない。
彼らが望んだのは、貧富の差をなくし、国民すべてが平等で幸せになれる世界、つまり共産主義だった。
しかし、彼らが悪に転じた理由は、暴力によってその理想を実現しようとしたことにある。
当時、「暴力によって実現する」という考えは世界的に流行していた。話し合いで解決することは無理で、政治家や金持ちに貧乏人の声は届かないという考えが一般的だったのだ!
このように、若気の至りと当時の世論が重なり合った結果、悲劇が生まれたのではないか?
もし現在の時代に彼らほどの信念と行動力があれば、犯罪者ではなく偉大な政治家や為政者として名を残すことができたかもしれない。
現代社会の今、SNSなどで誰でも影響力を持てる時代になった。大志を抱く若者たちには、短慮に走らず、悲しい犠牲者を出すことのない方法がたくさんあることを忘れないでほしい。
さまざまな活動や情報発信を通じて、現代の若者は社会をより良くするための手段を見つけることができる。
対話や協力を通じて、実現可能な解決策を追求してほしい。そうすれば、歴史の悲劇を繰り返さずに済むはずだ!
この記事を書いた人

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大学では社会学を専攻し、特に犯罪心理学とジャーナリズムを重点的に学ぶ。在学中に起きた未解決事件に心を動かされ、卒業後は記者として事件報道を担当。その後、フリーランスのジャーナリストとなり、現在は未解決事件や特殊な事件に特化した当サイトを運営。
【得意分野】
●未解決事件の再検証
●犯罪心理分析の解説
●社会の中での事件の影響を掘り下げる記事執筆
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